少し間ができてしまいました。申し訳ありません。
そろそろ終わりに近づいてまいりました新入生ブログリレー。
まだ終わらねぇのかよと思っているそこのあなたに朗報です。
今回は箸休め。よって、
読まなくても問題ありません。ちょっとここらで一休みー。
初めての方は初めまして。そうでない方はきっといない。ご紹介にあずかりました平山智と申します。福岡から参りました。
レアキャラとのことですが京大の中でも稍マイノリティに所属する身で御座います。ほんとにちょっとだけですけどね。
BMIは15.8。きっとやせ気味。精神の成熟度を焼き具合で表すなら生粋のレア。鉄板に置かれてすらいない。
好きなのは「もしあの時こうしていたら…」と空想すること。ゲームの選択肢分岐は全部見たい人です。
一度やってみたいのは自分がいない場所の会話を聞くこと。
期待されるのが怖い人。失敗するんだもの。運よく成功したときに褒めてほしい。
さて、演劇に触れたこともなかった私が何故愉快犯に入ったのか。一言で申しますと、興味です。
他人になるってどんな感じだろう。それを知りたくて劇団を探しました。
一方で舞台やテレビの裏方をしてみたくもあり、自分で何か物語を書いてみることをしてみたくもあり、愉快犯にたどり着きました。
でもあれこれしたいって下手したら中途半端なわけで。スキルはないけど願望だけある。そんな状態で入っていいのかなぁとオドオドビクビク。先輩方は優しく迎え入れてくださいましたが周囲の新入生を見てああやっぱり。
劇や喋りがうまい人。柔軟な発想を持つ人。純粋に面白い人。そんな中に何もできない自分がいて。
大丈夫なんだろうか、ここにいていいんだろうかと悩んでいるうちに演劇祭の準備が始まりました。今回は私も参加させていただきますよ、長田君と一緒に。
初めて演劇に参加するけれど結構重要な役職のようで、不安に襲われました。顔はうまく笑えないのに膝だけ大笑い。
―お前にこの役回りが務まるのか?ケタケタケタ。
とりあえずはやってみるしかないよ。
―失敗したら大迷惑だなぁ。ケタケタケタ。
そのときはどうしたらいいんだろう。
―素人のくせにでしゃばってくるから。ケタケタケタケタケタ。
でもよくよく考えてみたらもう始まっちゃってるんですよね。今更辞めるなんてまさか言い出せないし。いや言い出す気もないけど。
始まった以上やるしかないし、やらせてもらえるんならしっかり学びたい。それに素人なら素人としてやっていくことができます。まさか突然何かに目覚めるわけでもあるまいに。それはそれで面白そうだけど。
不安はあるけど期待されてないから頑張れる。幸運にも皆の練習や本番を邪魔しなけりゃ上出来。それ以上にうまくできたんなら万々歳。それが私のスタイル。まだ気分は安らかじゃないけど。
それに、何もできない人間が成長していけるんならそれって王道ストーリーだと思いませんか。成長していけるんなら。
これから先自分がどうなるかなんてわからないけれどみっともない物語にはしたくない。そう思う昨今なのでありました。
長くなってしまいました。乱文で御座いましたが読んでくださりありがとうございました。
新入生ブログリレーもうちょっと続くよ!
続きましては・・・
いよいよトリにございますよ。飲み会でいうなら締めのラーメン。紅白でいうなら松田聖子さん。
未だ謎のベールに包まれたaightさんです!お楽しみに~
おはようございます。あるいはこんにちは。あるいはこんばんは。
新入生の長田です。名字だけ。どうぞお見知りおきを。
すごく文章のハードルが上がった状態でバトンタッチされた気がしますが気にせずブログを認めていきたいと思います。
劇団愉快犯に入団させて頂きました。
滋賀県出身、滋賀県在住。でも通学がつらいのでぼちぼち京都に引越します。典型的な心の折れ方。
演劇の経験はありませんが、高校3年生の学園祭でクラス演劇をした時には裏方として自分なりに結構楽しませてもらいました。
そのときの役職は劇中に流す動画の編集という何ともそのとき限りのものでした。
かなりのチョイ役で舞台にも立ちましたが……。
もうすでに始まってますが、自己紹介します。
中学時代は剣道部でした。
裸足が苦手で靴下をはいていないと落ち着かない性格なのに、ずっと裸足でいる競技。
それでも他の部員よりも少しだけ頑張っちゃいまして2段まで昇段しましたがそもそも運動が大の苦手で、しかも高校の剣道部はかなり厳しい先生が顧問だったので僕は剣道の世界からあっさりと身を引いたのでした。
それはもうあっさりと。
ポン酢で食べる冷しゃぶよりもあっさりと。
いやあれはさっぱりか。もういいや。
高校時代は好きだった科学の活動がしたい、と科学部に入りました。
入部して間もなく当時高校3年生の先輩たちが引退しました。
そして実質的に残ったのはなんと自分ともう一人、一緒に入部した1年生のみ。上級生はいなくなりました。
そこから僕は高校時代のほとんどを部長として過ごすことになりました。
普段はゆる~く研究をする日々で楽しかったのですが、大会では発表をしないといけないので、その直前期はそれはもう毎回大変でした。
ただのレポート提出では済みません。短い時間でわかりやすく解説する資料とセリフと動きを考え、完成させないといけないのです。
一週間ずっと3時間睡眠でスライド資料を作るなんてこともありました。
でも、いざ本番を迎えてみると、人前で自分がしてきたことを表現する、というのは研究とはまた違う楽しみでもありました。
実はこれは僕が劇団愉快犯に入部した動機のひとつでもあります。
とか言いつつも今回の京都学生演劇祭、裏方として某かの役職をやらせていただきます。
こういうブログとかでもなんでもそうなんですが、完成して表に出してからあ~ここはこうしときゃよかったかな~とか一人でいろいろ考えるタイプです。
どんな小さなアクションにも多かれ少なかれこういう後悔をしてます。
上述の通り演劇についてはド素人ですので、演劇祭についてもそんな後悔は避けられないのかもしれません。
でもこういうのってしばらくすると忘れてます。
今、1か月前に何か後悔してたか?と言われてもそんなの思い出せません。
意外とそれでいいのかも。傍からすれば迷惑かもしれませんが。
もちろん無い知恵を絞りだして頑張りますのでよろしくお願いしますね。
意外と長くなってしまいました。ここらで自己紹介は終わります。
ではでは、またどこかでお会いしましょう。
新入生ブログリレー、続いての新入生はいろんな意味でレアキャラ。
遊戯王で言えばホログラフィックレアカード。
いや今はもう違うんだろうか。最近の遊戯王は自分がハマっていた時代とは随分と変わってしまってて……もういいや。
続いては平山くんです。どうぞ。
遅くなりました、山友さんの最後の言葉が気になって仕方がありません、新入生の青井沙優香です
京都大学に在籍しております
ばたばたしているうちにブログリレーが回ってきていることを忘れておりました...
とほほほほ.....
気付かせて下さった山友さん、ありがとうございます
実は今年の新入生、女子は私だけでございます
先輩方には女性の方はたくさんいらっしゃるのですが。
なんということでしょうでしょうでしょう
こだまでしょうか、いいえだれでも
私です すいません
ところで、私、高校時代は放送部に在籍しておりました。
その頃のThe青春の日々をざっくりと....
中学生の頃、声の魅力にひきつけられたけれども、ちきんハートだった私は密かに、高校生になったら放送部に入って、あんな風に喋ってみたいな~と、毎日のように妄想を繰り広げておりました。お小遣いで発声の本を買ってこっそり読んでみたり、一人でカラオケに行っては録音してがっかりしたり、しておりました。
あるとき、英語の時間によくある、英語で自己紹介~今の目標とか言ってみようぜ☆~の時間がやってきました。一瞬あんな風に喋ってみたいな~という思いが頭をよぎりましたが、もちろん、ちきんハートの私は、無難に成績アップとか言った覚えがあります。そんな時、voice actorと堂々と言った子がおりました。こそっと振り返ると、その子は、クラス一のやんちゃ娘のKちゃんでした。Kちゃんは思ったことを何でも口に出してしまうので、敵が多いタイプでした。喋ったことがほとんどなかったのですが、それを機に私はちょっとづつKちゃんに話しかけ、様々な練習のノウハウを教えてもらい、ついには高校生になったら一緒に放送部に入ろうね、との約束を果たすのでした。
なんやかんやで同じ高校に入り、そこそこ強豪校の放送部に入ることになりました。ところが入った頃には、3年の先輩は中で喧嘩ばっかり、2年の先輩は二人しかいませんでした。しかも卒業した先輩が顧問の先生と喧嘩したらしく、顧問の先生は一切放送部に教えない、という状況でした。大会成績も悪く、放送部は、落ちぶれていました。
2年生と新しく入った1年生の多くは、夢をもっており、大会に向けて一生懸命練習しました。
その頃、高校にぎりぎり入った私は、授業についていくのが精一杯だったのに、病気だなんだ色々あって勉強に手が着かなくなり、成績が急降下をはじめていました。成績が悪いことや、宿題を出さないことで、先生に怒鳴られる毎日が続きました。すっかり暗くなった私は、クラスでの立ち位置を失っていました。
それから私は、現実から逃げるように練習を続けました。皮肉なことに、この練習時間のおかげで、私はかなり上達しました。あんな声で話したい、それがその時の私の、唯一の希望でした。
練習のおかげか、初めての大会で賞状をもらうことが出来ました。賞をもらったのは、私だけではありませんでした。同輩のOちゃん。彼女は、天才肌でした。ほとんど練習していないと彼女は言い、実際そうだったけれど、彼女はとても上手でした。また、私は彼女の明るく自由奔放な性格に憧れました。
私はいつか、彼女に追いつこう、そしていつか追い越そう、と心に決めました。私はOちゃんと仲良くなり、色んな事を教えてもらいました。私は彼女を尊敬していました。彼女も、私が努力しているといって、私を尊敬している、と言ってくれました。
年が明け、2年生の夏になり、一番大きなコンテストが開かれました。予選、そして決勝があります。私とOちゃんは、決勝に出場することが出来ました。決勝に進むことのできなかったKちゃんは、大変落ち込んでいました。
1か月後、先輩達は、引退しました。たった2人でたくさんの後輩の面倒をいつも優しく、かっこよく見守っていて下さった先輩方との別れに、私達は、涙しました。
そのほとぼりが冷め始めた頃、落ち込んだKちゃんに対する私の配慮が足らず、私の一言がKちゃんを傷つけ、Kちゃんは私に放送部をやめてしまえ、と憤りました。ですが、2つ上の先輩たちの二の舞いはしたくない、という思いは共通だったので、私達は同輩とともに話し合い、和解しました。
ただ、Kちゃんが落ち込んで、不安定になっていることには、変わりがありませんでした。これは推測でしかないのですが、Kちゃんは、少し嫉妬していたのかもしれません。Kちゃんは、プライドの高い子でした。小学校の頃は神童と呼ばれるほど頭がよかったといいます。ですが、高校に入り、彼女も勉強しなくなり、学校での成績はとても悪くなっていました。
そんな時、Oちゃんは、私と2人きりの時に、長い間話しました。Oちゃんは、Kちゃんが嫌いだ、と言いました。そして、私達の中で上手いのはOちゃん自身と私である、とも言いました。私は、ぞっとしました。私は、勉強面と部活で悔しい思いをし、クラスでも孤立しがちで、居場所をなくしているKちゃんに、同情していることを、伝えました。
その後、Kちゃんが何回か爆発したり、その度に仲直りしたり、なんやかんやありましたが、自分たちが部を背負っているのだという責任感で、私達は丸く収まっていました。
3年生、最後の大会の夏、私とKちゃん、Oちゃんは、それぞれ、番組を一つづつ作っていました。予選結果では、私の番組はギリギリ決勝に、Kちゃんの作品とOちゃんの作品は1位と2位で、決勝に進みました。誰もが、2人の作品が入賞するだろうと思っていました。
個人部門では、私とOちゃんとSちゃんが決勝に進み、Kちゃんは決勝に進めませんでした。ですが、Kちゃんは自分の作った番組が1位で予選に通ったことに、満足しているようでした。
私は自分の番組はもうだめだろうと思い、個人部門に力を注ぎました。個人部門では、誰もが私とOちゃんが入賞するだろう、と言いました。
決勝の日、私は練習通り読み終えました。そして、1位じゃなくとも、入賞するだろうと思いました。
ところが、結果は奨励賞。私はショックで言葉が出ませんでした。同じ会場にいる誰よりも、練習したはずでした。Oちゃんは、受賞すらしませんでした。Oちゃんは、笑って言いました。だって私練習しなかったもん、と。でもその横顔は、残念そうでした。入賞したのは、Sちゃんでした。
そして、番組部門。私はもう自分はだめだと思っていました。Kちゃんは、どきどきして発表を待っていました。結果、私の作った番組が優勝し、KちゃんとOちゃんの番組は、奨励賞でした。
発表が終わったあと、私はKちゃんに何と声をかけていいのかわかりませんでした。無言の緊張が続き、Kちゃんはぼそっと、おめでとう、と言いました。私は、おつかれ、と言いました。緊張は、ほぐれました。
夏休み、入賞したので、私とSちゃんは、全国大会に出るため、東京に旅立ちました。
私は、悔しいと同時に、なぜ自分が入賞できなかったのか不思議でなりませんでした。
全国大会から戻ってすぐ、引退でした。直前に喧嘩したり、また色々ありましたが、なんやかんやで仲良く引退しました。
Kちゃんは東京の大学に行き、声優を目指しているようです。Oちゃんは地元の大学に進学し、今でも時々会います。
あれから1年以上経った今、私は、もしあの時入賞していたら、自分は天狗になっていただろうと思います。努力すれば必ず報われるというものではない、と知りました。思い返せば、あの頃の私は、賞をとることだけを考えていて、賞よりも大切なものが見えていませんでした
聞く人がいて初めて、大会があるのだということ。色んな人に教えてもらって、巡りあえて、初めて、私が今の私であること。私はすっかり忘れていました
どれほど上手く読んでも、読む人が内容を理解していなければ、伝わらない。放送部で活動している時に、何度も聞いた言葉です。もしかすると、読み手の理解だけでなく、気持ちも、考えていることも、声にのって、聞き手に伝わるのではないでしょうか
自分にないものをもっているひとには、うらやましいって思っちゃいます。頑張っても追いつかなかったら、悔しいって思っちゃいます。でもきっと、相手も同じ。自分には当たり前の何かが、他人の目には、きっとうらやましく悔しく映ってる
だから、どんなにうらやましく悔しく思っても、心をせまくせずにいたい。うらやましいな、って声に出して笑いたい
改まして、此度、劇団愉快犯の一員にさせていただきました、青井と申します
ちきんハートを少しでも克服したいと思います
何卒よろしくお願いいたします
長々と失礼しました
次はもっと短くふざけていきます
さーて、ブログリレー、続いては.....にゃーがーたーくんでーす
...新潟くんではありません、長田くんですよ?
では、長田くんに!バトンターーッチ!