平成29年度冬公演「京都バベル」のお知らせ

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劇団愉快犯平成29年度冬公演
「京都バベル」
世界でいちばん、闇の深い場所へ。
脚本・演出 佐々木十千

【日時】 2018年
2月16日(金) 19:00~
2月17日(土) 14:00~/19:00~
2月18日(日) 14:00~
※開場は開演の30分前です
※途中入場はお断りする場合がございます。お時間には余裕をもってお越しください。
※開演20分前までに京都大学時計台前のクスノキ下にお越しいただければ、スタッフが会場までご案内いたします。
【料金】 無料(カンパ制)
【会場】 京都大学吉田寮食堂
〒606-8315 京都市左京区吉田近衛町69
アクセス:市営バス(206、201、65、31 号系統)「近衛通」または「京大正門前」下車5分
京阪電鉄「出町柳駅」下車徒歩15分または「神宮丸太町駅」下車徒歩10分
※会場と隣接している吉田寮は居住空間となっておりますので、無断で立ち入ったり、写真撮影等行わないようにお願いします。
※会場に駐車スペースはございません。ご容赦ください。
●キャスト
鈴木しほ 影山悠 石濱萌 岩元麻祐 aight
●スタッフ
・舞台監督 拓下 aight
・照明 佐々木十千 西堀功規
・音響 恭介
・制作 西堀功規 影山悠 恭介 武田成美 中谷優花
・舞台美術 中谷優花 安岐裕美 石濱萌 拓下
・衣装 鈴木しほ
・宣伝美術 鈴木しほ ハム
【予約】(協力 シバイエンジン)
https://sv68.xserver.jp/~481engine/481engine.com/rsrv/pc_webform.php?d=957d314334&s=&PHPSESSID=622de8d0f1959b5414d9eaddc7d8d7ba
※ご予約のお客様は開演の10分前までにお越しください。遅れる場合は gekidan@yukaihan.info までご連絡ください。
【お問い合わせ】
HP http://yukaihan.info/
E-mail gekidan@yukaihan.info
Twitter @yukaihann ←nは2つです!お間違えなく!
TEL 090-8230-1876(ニシボリ)

舞台美術。

 皆様こんにちは。舞台美術部署チーフと制作をしています、1回生の中谷優花です。

 今回の冬公演では初のチーフにして愉快犯初の舞台美術。気合が入ります。それどころか気合が入りすぎて「舞台美術の鬼」と言われるまでに。半年前の私では考えられないほど好き放題させて貰っています。


 やはり何が良いって今までなかった部署であるが故に何をしても怒られない。その上、演出が驚くほどノってくれるのです。おかげで大概の提案がそのまま通ります。なんて素敵な演出さんでしょう。その代わり作る側である舞台美術部署の先輩には叱られますが…。

 あ、嘘です。なんだかんだ言いつつ一緒に作ってくださる素敵な美術部署の先輩です。とてもとても素敵な先輩です。


それだけではありません。今回の舞台美術は部署を超えて舞台監督や照明部署との擦り合わせ、製作には部署関係なく色々な人に手伝っていただけました。本当にありがたい。みんなで一つのものを作り上げるって良いなと大学生にして改めて実感しております。


それでは自分の部署の頑張りを存分に宣伝したところでブログを終わらせますかね。世界でいちばん闇の深い場所、京都バベルに是非是非お越しください。

冬も、あけぼの

こんにちは!
年頃思ひつることはたし侍りぬ。冬公演で役者をやらせていただきます、鈴木です。

いやあ。寒いですね。兎に角寒い。

寒いのは嫌いですが、冬の空は嫌いじゃありません。晴れた冬の日の空は、夏の空より少し遠くて、優しい水色がたまらない。

空を見上げるとたくさんのことを思い出します。どこまでも続いていて果てることのない空を見ていると不思議な気持ちになるのです。自分も、故郷の旧友も、地球の裏側にいる人も、繋がったひとつの空を見ている。そして先人たちが愛でた空もきっと同じ。空はたくさんのものを映し出します。古の幻も、大事な大事な思い出も、未来に広がる夢も。

最近の私のマイブームは朝方の空を見ることです。冬は日の出が遅いので、大阪の自宅を出るとき暗かったりするんです。それで、ちゃりちゃり自転車を漕いで駅に着く頃にはちょうど夜が空け始めるのです。川の向こうがほのかに明るみ、そしてだんだん明るくなっていく。その絶妙な色はほんと見物ですね。屹立するビルがその色によく映える。冬のあけぼのも良いもんです。みなさんも、ちょっと早起きして空を見上げてみてはいかがでしょう。

それはそうと公演です。役者って楽しいですね。いや、どの役割もそれぞれに楽しいんですが。

演じるって楽しい。演劇楽しい。でも何てったって稽古場楽しい。今回の公演は稽古場にいる一年生が私だけなので、末っ子気分で甘えたおしてます。もっとちゃんとしなきゃですね。はい。すみません。

今回やらせていただく役は、あんまりやったことないし、自分自身とも違うタイプの人なので、わくわくと、どきどきが一杯です。同時に、初めて脚本を読んだときに惚れ込んだ役でもあるので、日々愛情込めまくって演じています。かわいい奴め。

さてさて。そんなこんなで昨日小屋入り前最後の稽古が終わりました。楽しい素敵なお芝居ができてきていると思いますよ。もうね、台本を読んでいるだけ楽しいんです。たいてい行き帰りの電車内で台本を黙読しているのですが、ひとりで笑っちゃいそうで、いつもこらえるのに必死です。でも家に帰ったら怠けて読まないしなー。はい。甘えている場合ではないですね。頑張ります。

てなわけで、2/16(金)-18(日)劇団愉快犯冬公演『京都バベル』を上演いたします。みなさま是非是非お越しください。日本最古を誇る現役学生寮、京都大学吉田寮の食堂にてお待ちしております。

上と下と京都と

こんにちは。役者ブログリレーも4人目となりました。夏公演以来、NFをすっ飛ばして舞い戻ってきた影山です。寒い日が続き、小屋入りが過酷なものとなるのではと不安になる日々を送っています。本日はタイトルの「京都バベル」から題材をとって筆を走らせてみます。


まずは「バベル」です。バベルという言葉は聖書にある、「バベルの塔」というのが一番有名ではないでしょうか。塔というのは不思議な建物です。建物というのは基本風雨を避けたり、そこに人や物が入るためのものというのが一般的な中で、塔はただあるだけ、というものがとても多い。五重塔などはその例の一つでしょう。そんな塔の魅力といえば、やはり高さです。技術を持たなければ行けない、見えない世界というのがそこにはあります。

そんな塔ですが、京都には高い建物が少ないです。景観条例のせいでしょうか。そうでなくても京都は平たんな盆地で、山に登るか地下鉄に乗らない限り上下の移動はなかなかできません。
しかし、京都には上ル・下ルという言葉はあります。僕は京都人ではないので最初は違和感がありましたが、平坦で空の広い京都にも上下の移動があるようで、街を歩くときはおもしろく感じます。

そんな「京都」とくっつけられた「バベル」。意外と相性がよいのかもしれません。


さて、そろそろ今回の公演「京都バベル」が気になってきたのではないでしょうか。どんなお芝居もそうですが、きっと会場に足を運ばなければ見られない世界があることでしょう。話が進むとは、塔の先へと進むのと似ています。塔の先に見える景色とは、物語でいうところの結末なのかも・・・おっと、ここら辺にしときましょう。ここから先は闇の中に取っておきましょう。最初のライトが灯るまで、もうしばらくお待ちください。

豆って当たると痛いよね


豆撒きましたか?
うちは落花生を投げました。

毎年の事とは言え、こんな寒空の下に追い出される鬼も可哀想なものです。
パンイチで放り出されるわけですから鬼もさぞ辛かろうと思います。
冷えた体に投げられる豆はさぞ痛かろうと思います。
来年からカイロも投げてやりましょう。貼るカイロを。


鬼と言えば、昔京都には人食い鬼がいたそうな。
大江山の酒呑童子と言えば日本を代表する大妖怪です。恐ろしい。
かの源頼光とその四天王が退治したっていう伝説がありますね。
豆では無理だったんでしょう。絵巻物には宙を舞う酒呑童子の生首が描かれております。
豆、当たると痛いんですけどね。

この酒呑童子、現代においても度々様々なメディアにおいて復活を果たしております。
すごい生命力です。豆が効かないわけです。
それどころか、何度追い出してもまた豆をくらいに来る鬼達の首領ですから、
実はこっそりまだ京都にいるかもしれないですね。
皆様お気を付け下さい。

さて今回のお話は京都バベル。
鬼がいた京都ですから多少バベっていても不思議ではありません。
京都バベルとは何ぞ?そう思ったあなた、会場でお待ちしております。
深い闇に飲まれぬようご注意ください。


なお、ご来場の際には厚着をおすすめします。
パンイチでなくとも二月の京都は冷えますからね。



以上石濱萌でした。
プロフィール

劇団愉快犯

Author:劇団愉快犯
京都大学あたりで、広義の「喜劇」を背負い活動する劇団。

http://yukaihan.info/

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